【ターフの裏側】オークスをデータで占うと、浮上するのはアノ馬 札束愛好会

【ターフの裏側】オークスをデータで占うと、浮上するのはアノ馬


 中央競馬の牝馬クラシック第2弾「第71回オークス」(GI、芝2400メートル、18頭)は23日、東京競馬場で開催される。9日に締め切られた最終登録には24頭が登録した。過去10年で単勝1番人気で優勝したのは3頭しかおらず、波乱は必至。果たして、桜花賞を1番人気で制したアパパネの2冠制覇はあるのか。はたまた伏兵馬の台頭を許すのか。

 昨年はブエナビスタ、レッドディザイアと信頼度の高い馬が出走。下馬評通り、1番人気のブエナビスタが1着、2番人気のレッドディザイアの2着で決着した。ただ、2008年は1着に4番人気のトールポピー、2着に13番人気のエフティマイアが入線したことで、3連単は44万360円の高配当になった。07年も5番人気のローブデコルテが1着。1番人気のベッラレイアが2着も、3着に8番人気のラブカーナが来て、3連単は5万7000円ついた。カワカミプリンセス(3番人気)が勝った06年も1番人気のアドマイヤキッスが4着に敗れて、3連単は16万4300円だった。

 オークスは、桜花賞から距離が800メートルも延長される。桜花賞馬のアパパネは母系が短距離血統だけに、「状態は高い状態で安定している」(陣営)とはいうものの、割り引かざるを得ないところか。

 日本中央競馬会のまとめた過去10年のデータでは、重賞を1番人気で制した経験のある馬の3着以内に入る確率は47・1%に達するという。さらに、3着以内に入った30頭のうち26頭が3歳になってから重賞で3着以内の実績があった。

 この条件に当てはまるのが、アパパネ、アプリコットフィズ(GVクイーンC勝ち)、オウケンサクラ(GVフラワーC勝ち)、ショウリュウムーン(GVチューリップ賞勝ち)、サンテミリオン(GUフローラS勝ち)、ギンザボナンザ(オープン特別のアネモネ勝ち)などがいる。

 アプリコットフィズは前走の桜花賞で最後の直線で伸びきらず、2馬身差の5着に敗れた。父ジャングルポケットは08年オークスを制したトールポピーを輩出している。オウケンサクラは桜花賞を逃げ粘り、1/2馬身差の2着。距離が延びていいタイプだけに、逆転のチャンスはありそうだ。

 サンテミリオンは、2走前のフラワーCで追い込み届かずの3着だったが、前走のフローラSでは2着に1馬身差をつけての快勝を演じた。ショウリュウムーンは前走の桜花賞で34秒0の末脚を発揮したが0秒2届かずの4着。重馬場だったチューリップ賞ではアパパネに勝った実績がある。父キングカメハメハは万能型で、母も長距離血統だけに面白い存在だ。

 JRAのデータには、前走の4コーナーの位置取りで、優勝馬9頭が6番手以下に位置していたという。列挙した馬の中では、これに当てはまるのがショウリュウムーン(8番手)と、桜花賞7着のギンザボナンザ(12番手)。該当馬ではないが、阪神JF(GI)でアパパネの2着し、桜花賞8着のアニメイトバイオも8番手だった。父は04年年度代表馬のゼンノロブロイだけに見限れないか。

 桜花賞馬のアパパネは実績的に抑えておく必要はあるが、2000メートルで2勝しているサンテミリオンに期待したい。さらにショウリュウムーン、オウケンサクラあたりが狙い目か。

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